台湾一号機関車「騰雲号」

台北新公園の「騰雲号」 提供洪致文氏
台湾の最初の鉄道は清朝政府によって作られ、そこで最初に使用されたのが、この1号機関車「騰雲号」および2号機関車「御風号」です.1887年(清朝の光緒13年、日本の明治20年)ドイツホーヘンツォルレン社で製造されました.台湾鉄路局の資料によれば、この機関車は英国が建設した中国最初の鉄道である呉淞鉄道(上海-呉淞間、1876年(清の光緒2年、明治9年)に開通して1877年廃線)で使用され、この鉄道の廃止後、レール等の資材とともに台湾に運ばれて台湾最初の鉄道(台北-基隆間)で使用されたとなっています.しかしイギリスがドイツの機関車を使用したとも思えず、中国の資料や台湾の鉄道研究家洪致文氏の意見も、この機関車が中国大陸で使用されたものではないとしています.この機関車は台北新公園に保存されていましたが、1999年に整備され、歴史博物館に保存される予定になっています.
なお台湾の機関車でもっとも古いものはこの機関車ではなく、日本の新橋-横浜間で使用された9号機関車(1871年イギリス、エイボンサイド社製造)で、日本が台湾を領有した後の1885年に日本から台湾に送られて使用されました.この機関車も同じく台北新公園に保存されています.
1号機関車諸元
| 軸配置 |
0-4-0 |
機関車運転重量(t) |
16.41 |
| 付熱全面積(m2) |
34.84 |
動輪上重量(t) |
16.41 |
| シリンダ、直径×行程(mm) |
292×406 |
缶圧力(kg/cm2) |
7.00 |
| 燃料搭載量(t) |
0.6 |
水槽容量(m3) |
1.58 |
| 火格子面積(m2) |
0.52 |
全幅(mm) |
2,184 |
| 全長(mm) |
6,477 |
全高(mm) |
3,461 |
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