|
 1976年12月 五堵駅 |
| 当時の五堵駅は、蒸機で運ばれてくる石炭を積み込む施設と、人車で運ばれてくる石炭を積み込む施設があり、いまよりずっと広い構内を持っていました．電化はまだ先のことで気動車や機関車牽引の列車が走っていました．この機関車は台湾鉄路局最初の電気式ディーゼル機関車R0形1号機R1で、1959年日立水戸工場製です．R1は台湾に納入される前、日本国鉄形式DF911として水戸機関区に所属し常磐線で1ヶ月間性能試験が行われました．台湾と日本の国鉄の線路を走った記念すべき機関車ですが、現在すでにすべてのR0形は廃車されています． |