Kurogane No Michi ロゴ

台湾800→D98→DT580蒸気機関車

800→D98→DT580画像1 800→D98→DT580画像2
嘉義機関区 1977年

800形は1922年(大正11年)から1939年(昭和14年)にかけて、川崎で16輌、汽車製造で9輌、日本車輌で4輌、日立で7輌、三菱で3輌、合計39輌が製造された貨物用の2-8-0形テンダー機関車です。国鉄の9600形と同形ですが、日立製と三菱製は台湾総督府鉄道向けとしてのみ製造され、国鉄には存在しませんでした。1928年(昭和3年)製の816号からは電気式前照灯が、1929年(昭和4年)製の821号からは空気制動機が新製時から取り付けられました。それ以前に製造された機関車にも後に取り付けられましたが、外見上はエアタンクの位置が異なっています。また基本的にデフレクターは装備されていませんが、DT613とDT615は取り付けられていた写真が残っています。1937年(昭和12年)の形式名改正でD98形となり、終戦時には39輌が残っていましたが、台湾鉄路管理局ではDT580形として38輌引き継がれ、この間に1輌廃車になったと思われます。またD98形とDT580形の番号の対応について、いろいろな説があり、今後の解明が待たれます。現在、DT609が高雄の哈瑪星鉄道文化園区に保存されています。

800→D98→DT580蒸気機関車 諸元

シリンダ直径×行程(mm) 508×610 全長(mm) 16,478
缶圧力(kg/cm²) 13.0 全幅(mm) 2,616
火格子面積(m²) 2.32 全高(mm) 3,810
全伝熱面積(m²) 161.7 缶中心線高(mm) 2,579
機関車運転重量(t) 60.35 動輪上重量(t) 52.73
炭水車運転重量(t) 34.33 動輪直径(mm) 1,245
燃料搭載量(t) 5.66 最大軸重(t) 15.16
水槽容量(m³) 12.73 軸配置 2-8-0