台湾70→B97→BT40蒸気機関車
70形はイギリスのノース・ブリティッシュ・ロコモティブ社ハイドパーク工場で製造された4-4-0テンダー機関車で、1908年(明治41年)と1909年(明治42年)に各2輌計4輌製造されました。当初は台北~苗栗間の急行列車や台中以南の直通列車で使用されました。これに続く形式の旅客用機関車は大型化されたため、台湾では唯一の4-4-0テンダー機関車となりました。ベルペア火室と片ボギーの炭水車台車が特徴的です。その後1938年(昭和13年)にB97形と改称され、さらに戦後はBT40形となりました。1950年に1輌が廃車され、残る3輌の廃車時期は不明ですが、1961年の『中華民國交通年鑑』にみえる使用停止の旧型機関車45輌の中に含まれていた可能性があります。現在、保存されている車輌はありません。
70→B97→BT40蒸気機関車 諸元
| シリンダ直径×行程(mm) | 406×559 | 全長(mm) | 14,801 |
|---|---|---|---|
| 缶圧力(kg/cm²) | 11.3 | 全幅(mm) | 2,489 |
| 火格子面積(m²) | 1.58 | 全高(mm) | 3,810 |
| 全伝熱面積(m²) | 92.62 | 缶中心線高(mm) | 2,032 |
| 機関車運転重量(t) | 48.15 | 動輪上重量(t) | 36.07 |
| 炭水車運転重量(t) | 25.94 | 動輪直径(mm) | 1,372 |
| 燃料搭載量(t) | 2.5 | 最大軸重(t) | 12.28 |
| 水槽容量(m³) | 10.46 | 軸配置 | 4-4-0 |